2010ツールド北海道_第2ステージ

B-2クラス 46位 2時間45分05秒
<スタート>
バス到着後はトイレを済ませて9時開会式。スタート地点裏手の延々続く上りで程よくアップ。
予想された雨はスタート地点では降っておらず、寒くもないのでウォーマーは外す。
9時半のエリートクラススタートの1分後に高校生クラスと合わせて100人くらい同時スタート。
<美笛峠>
まずは15kmほどの美笛峠。峠と言っても平坦、下りもあり恐らく2%程度の上り。大集団で進行。
時おり上りの差し掛かりで前が詰まるので、何かあった時すぐに避けられるように右端を走る。
前が詰まった後の踏み直し以外は集団内は楽勝。ただ、前方進出は難しく前の状況が全く見れない。
美笛峠終盤は少し斜度が上がり、ひとり息が荒くなるも、この負荷は続かない自信があった。
予想通り下り開始を告げるトンネルが見える。第一の難所はクリアしてホッとする。
トンネルは暗いだろうとクリアめのサングラスでいったのでまったく視界は問題なし。
ただ、下りトンネルでぶっ飛ばして抜いてくのがいてそれは怖かった。少し間隔を空けていく。
ここから下りは集団でまったり。下りきったところで左奥にかすかに支笏湖が見れる。
支笏湖
ここはほぼ平坦と時おり緩いアップダウン区間。基本は集団でまったり。
ただ支笏湖後の上りを前でのぼり始めたいので前方を伺う。右端から集団1/3くらいまで進出。
したところでスイッチが入ったのか対向車線をゴリゴリとちゃじろーさんが抜いてく。オイオイ。
さらにしばらくして集団が落ち着いたところでもう一回進出。次は先頭のラインまで行く。
先頭に立ってローテに加わるつもりが、いつの間にか独走になっている。。
いつもの悪い癖と北海道で目立ちたいってのが加わってここは逃げようと行ける範囲で踏んでみる。
約1分ちょい逃げるが向かい風がきついので、ほどなく集団復帰。で横を抜いてくリーダージャージ?
理解に苦しんだが1分前スタートのエリートに追いついた模様、そりゃあ僕なんか逃げても放置ですね。
この辺で雨が降り出す。支笏湖東の直角カーブ二つで後輪滑り、膨らみと集団ケツまで順位を下げる。
支笏湖北側の唯一の絶景も薄暗い雨の中。前に進みたいんだけどなかなか上がれないまま上り突入。
支笏湖後上り>
全体が100人くらいいたとして後ろから10人くらいで突入も最初の右折時点で最後尾単独走突入。。。
しばらくは前方のLOOKの選手を目標にするが連続カーブで見えなくなってからは坦々と進む。
前日のフレッシュな脚で試走したのとは全く違う世界。インナーローの比率が高い。そして長い。。
救いは沿道を走るランナーや沿道観戦の人からの「上りはもう終わるぞ」とか「頑張れ」の声援。
プロのKOM手前で併走してくる観客にお尻を押してもらった時は山岳で遅れるスプリンター気分。
どうにか上りを終えてさあ残り個人TTはいつまで??後ろは平地で切れてるのでしばらく来ない。
<ラスト自衛隊まで>
下りは踏んで行った方がいい斜度だが踏めない。また、対向車がいるので雨の中は攻めれない。
右折して関門のラルマナイの滝通過。どうやらトップから15分遅れの足切りは回避で完走が確定。
その先のきつめの上りで先のLOOKの選手がふらついて上っているのが見えたので目標にして上る。
上り切りで合流して二人でまわして進むことに。25kmの単独走がようやく終わりを告げました。
相手を潰してはいけないというお互いの意思が合致したローテは過去最高に走りやすかった。
10kmほど二人で進んだ後、ラスト5kmの向かい風でスピードが乗らないみたいで先頭に出る。
しばらく先頭を走ってどうももう着いていけないようなので切り離してラストはまたも単独走。
ラストは沿道の声援がアツい。自衛隊員からの声援は身が締まって、流すことを許しません。
高校生を二人抜いてゴール。完走もどうかと思ってただけにゴールできて満足です。
なにより沿道の声援、公道96kmの上りも下りもあるコースでのロードレース最高!!ハマりそう。
<課題>
上り強化(=減量)これに尽きる。まずは人並みに上れるように。