ラサから西安へ
昨晩と同じ心拍音に何度も目覚める。この日の夜は頭痛も追加されて完全にダウン。
朝食は抜いて、風邪薬、頭痛薬と飲んで、チェックアウトまでホテルで休んだ。ただ、外の空気を吸っていたら次第に回復していき空港に着くころにはしっかり回復する。
空港へ向かう車内では、ガイドのおばちゃんがいろいろ教えてくれた。
中国で日本人と言えば高倉健、山口百恵、三浦友和とおしんのイメージで止まっているということ。
日本人は言葉も読めない馬鹿だと教えられてきたが、ガイドする(中国語の話せる)日本人は英語も話せるし、みんな頭がいい。本当はどうなのか知りたいから、もしパスポートを持つことができたら日本に行きたいと思っていると。
こうしてガイドをしているおばちゃんでも簡単にパスポートを手にすることはできないのだそうだ。
そして、空港の直前にあるインドへ流れる大河。ガイドのおばちゃんが、この大河を堰き止めたら中国とインドで戦争が起こるだろうって教えてくれた。われわれにそういうことを教えてくれたことの意味は重い。
チベットで人を迎える時、または人を送るときに送る白い布カタをドライバーの息子さんにかけてもらう。まあ、人が迎えられたり、送られたりしている空港でこれを付けていたのは我々と若い女性一人だけだったが。。
飛行機から。チベットではあまり自然を感じなかったが、空港までの道のりでそれを垣間見ることができた。
そして、三つ目の町西安へ到着し、タクシーでホテルまで。中国では都市が明けてもクリスマスです。
西安の中心にあるきらきらした鐘楼。この楼を中心に西安は四方を壁に囲まれている。
地球の歩き方に載っていた飲茶屋へ行くが、さすが中国の飲食店っていう感じ。閉店前でやる気なし。その後、灯りのある方をぶらぶらさまよう。順に屋台の餃子、唐辛子の揚げたのはまったく辛くなく香ばしい、名物らしい柿子餅、ウイグル風の少年が売る鶉の卵。