大晦日は終日鉄道

起床時間不明。8時には起きていたと思う。

自分だけ寝不足と言うか何度か揺れに起きる。寝台車の上で寝たからだけではないと思う。

列車内の朝の音楽には曲は忘れたがサザンや徳永英明レイニーブルーがオルゴールバージョンで流れ続けている。中国人は意外とバラードが好きらしい。


朝起きてからの風景はひたすらこんな感じ。荒廃した大陸の風景が続く。


朝ごはんは中国カップ麺。同じシリーズの原味と辛そうな味の食べ比べをしたが両方中国の臭いがあり、同じくらい辛い。中国カップ麺の美味しい食べ方は追々気づいていくことになる。


列車から見えるこういう家屋も朝食準備の火の煙が立っていて人が住んでいることが分かる。


中国の特徴的風景の一つ、建設中の高層マンション。至る所で誰が買うのか、誰が住むのかと言うくらい同じようなマンションが建設中であり、バブルと言う言葉がよくはまる。


途中の駅で見たことの無い黄河ビールを調達して昼頃から飲みだす。今日は大晦日、景色も変わらない退屈な列車の中では飲むくらいしか時間つぶしがない。

ビールに飽きてから白酒。しかし、北京西駅で購入した趣ある瓶に入っている白酒が酷くまずいので、一口で終了。もしかすると札幌のサッポロソフトと同じく割ればうまい酒かもと思って中国の甘いお茶で割ってみるとお茶圧勝で白酒はアルコール残すのみ。


写真の記録では夕日まで起きてたんだなこの日。

昼寝から起きると頭痛など体調崩しており、この夜は気分悪くてこれが高山病ってやつか?とこのときは思った。しかし、夜にトイレで吐いたらだいぶ楽になり、ただの二日酔いであったことが追って分かる。

僕が寝込んでいる間にこの日の夜はみんな食堂車を記念利用。この日後半はベットで沈む。