チームTT DNF

前日の試走により先頭牽く時間を上田さん3〜4分→秀さん30秒→私2分→松岡30秒とする。スタート順は2番だったが、1番のチームが直前キャンセルにより先導バイクを追う形でスタート。

ペダルがはまったことを確認してから、上田さんがスタートからほど良い40km/h前後で牽く。しかし牽いている時間がかなり長いような。2番手秀さんはしっかり30秒で交代。次は僕でじわじわ上げていく。この時点で先にスタートしていた女子チームは残り1チームに。向かい風信号区間前のカーブで全部抜いてから後退。松岡も30秒をしっかり守る。

そして2巡目。向かい風区間とラスト5km前半を上田さん、やはり長い気がする。。ペースも落ちる。ここで、スタート時に上田さんのハンドルに何もメーターが無かったことを思い出す。決めた時間は何なの?作戦崩壊?先に言えよと少し心で切れた。秀さん30秒、調子は良さそうだがここは守ってもらわなければチームの不安につながる。

自分の番は42km/h〜で調子よく牽くが、先導バイクがスピードを上げる。予想通りだが1分30秒後スタートのMS97が来た。あっさり抜かれるが予定通りで動揺は無い。松岡も30秒、こっちはかなり余裕があるだろう。3巡目の上田さん区間は僕が時間を叫び、4分で交代。30秒秀さんの区間で2周目に突入。これから1周目のチームと錯綜が始まる。

はじめの左カーブで強引に抜きにかかったところ膨れて田んぼに突っ込みそうになってブレーキ。。ここは次の松岡がカバーしてくれてペースはキープ。しかし、隣を走るチームがかなり下手だ。一人の速い選手が牽く時だけ抜いていって、それ以外の時に減速する。チームは中切れしまくりで、カーブの多いこの区間でかなり邪魔になる。

自分が牽く番の向かい風区間手前になってようやく抜いたがかなりロスした。そして、向かい風区間へ。1周目は牽かなかったこの区間がこんなにきついとは。でも、ここから上げていかないと記録は無い。後ろを振り返り全員がいることを確認してからペースアップ。42km/hで後1分、ここは守らないと次のメンバーにダメージが蓄積される。

そんなことを考えてた時に後方で落車音。20mくらい進んで後ろを見たが2人が倒れている。止まって息を整え、ようやくレースの終わりに気づいた。DNF。前方に見える車に応援を呼びに行くとすでに携帯で本部に連絡を入れてくれていた。落車地点に戻り、様態を聞くが逆に次のレースの準備をするように気を使われる。まさか深谷の回収車のお世話になるとは。

次の個人TTのため残りのコースをダウン代りに走ってスタート地点に戻る。これから上げていくところだった、いいレースだっただけにやはり悔いが残る。かといって次の個人レースにぶつけられるものではない。